【書評】プロになるためのWeb技術入門

積ん読になっていた「プロになるためのWeb技術入門」を読了しました。
(読書時間:5~8時間)

「プロになるためのWeb技術入門」 ――なぜ、あなたはWebシステムを開発できないのか

「プロになるためのWeb技術入門」 ――なぜ、あなたはWebシステムを開発できないのか

Webアプリケーションの開発方法を、インターネットの仕組みの根本原理から、じっくり解説します。Webアプリケーションとは何か?――という根本的な問いかけから始まり、基礎の基礎をかためつつ、本物の実力を養成することを目標に内容を構成しています。これにより一貫した流れでWebアプリケーション開発の真髄を学ぶことができます。図解をたくさん用意しましたので、これで直感的に楽しく理解も進むようになっています。
〜 amazon紹介文より〜

と書いてあるように、Web周りの全般を取り扱った初学者レベルの入門書といった位置づけです。

色んなところで評判が良かったので、ネットワークやWebアプリアーキテクチャ等の基礎知識の全体像を再確認するために一気読みしました。

感想

非常にわかりやすい。その一言に尽きます。

プロローグにて、以下の記述があります。

最も効率良く「技術」を学ぶ方法
           ・・・略・・・
ポイントを押さえて技術を理解するには、その歴史や背景を押させることが効率的なのではないでしょうか。
技術は全て私たち人間が生み出したものですから、それが必要になった背景があります。
ある背景から問題意識が生まれ、それを解決するために新たな技術が生み出される。
           ・・・略・・・

Webの黎明期から携わってきた人は、その変化と進歩を実際に経験してきているので、今使われている技術の必要性が身体感覚で理解できるのだと思います。

ただ、私のように、進歩の途中から合流し、知識を身につけ始めた人間には、使用している技術がなぜ使われているかという理由づけをしたとしてもどうしても理解が浅くなってしまいます。

なので、本書のように成り立ちの順序を解説している書籍は非常に貴重な知識が得られます。かつ、その説明の難度や分量が適度でポイントを押さえていると思うので、頭に入りやすかったです。
(Javaの知識がほとんどなかったので、Javaのサンプルコードを読むのが時間かかりましたが)


特に、下記のテーマは目から鱗が落ち続けていました。

  • CGI ⇒ サーブレット ⇒ JSP の誕生の流れ
  • クッキー ⇒ セッション の流れ
  • HTMLサーバ/APサーバ/データベースの構成
  • ロジックとデザインの分離 ⇒ フレームワークの登場 ⇒ O/Rマッピングの必要性

Webに関してサーバからフレームワークまで一通りの知識を整理したい方やフレームワークからプログラミングを学習してきて、全体の理解が不足していると感じるている方に強くお勧めできる書籍だと言えます。